社会保険労務士の資格取得までに要する時間はどのくらい?

同じ国家資格の中でも、かなり難易度が高いことで知られる社会保険労務士の資格。 資格の取得までにかかる時間は長い人で5年以上という話も珍しくないと言いますから、 安易な独学や数カ月の準備期間のみで合格できる様な試験でないことは確かです。

そんな狭き門でもある社労士資格の取得に際して、一般的に最低限必要な勉強時間は、およそ800時間以上と言われています。 ですが、こればっかりは、個人の許容範囲、理解度にも大きく左右されるでしょうから、一概には言い難いのも事実です。 本人の努力次第でも大きく結果が変わると言えますし、同じ受験者でも法律事務所や社会保険事務所に勤務している人や法律の勉強をした事がある人は、断然有利となるでしょう。

800時間の勉強時間を確保するとなると、1日2時間コンスタントに勉強をしたとしても、約1年は準備に費やす事になります。 これまでに法律関係の仕事をしたことも無ければ勉強した事も無く、今回初めて法律に関する学習を始める人にとっては、1日約2時間ではカバーしきれないかも知れません。

実際に、1発で合格を果たす人の割合は10人に1人程度と言われているのが社会保険労務士の試験の実態です。 特に法律に関してこれまで何の知識も無く、1から学び始めている人などは、2~3年の勉強期間が必要である事は覚悟しておくべきです。

試験では、8科目すべてにおいて合格点を獲得することが必須となります。 実に広範囲にわたって勉強をする必要がある上、偏りなく、各項目全てをしっかりと理解しておく必要があります。 広く浅く…などという甘いものではありません。 得意不得意が出てしまわない様に、全ての項目において万全を期さなければなりません。 総合では合格レベルに達している場合でも、基準点以下の科目があれば、不合格にもなり得ますから。